基本!有効求人倍率って何?

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有効求人倍率って何?

有効求人倍率って何?

有効求人倍率って何?

就職や転職でどの業界にするか迷ったら、「有効求人倍率」に注目してみましょう!有効求人倍率って何?という方のために、有効求人倍率の基本についてまずは解説していきます。有効求人倍率からわかるとされているのは就職のしやすさです。1人の求職者に対して求人が何件あるかを数値化したものが有効求人倍率なんです。計算方法は、有効求人数を有効求職者数で割ったものです。求職者が50人いたとして求人が100件あるなら、有効求人倍率は2.0倍、求職者50人いたとして求人が半分の25件なら、有効求人倍率は0.5倍になるということなんですね。つまり、人手不足なら有効求人倍率の数値が大きくなり、人が足りていれば数値は小さくなるわけです。就職や転職がしやすいときは、有効求人倍率の数値が大きいんです。もっと簡単にいえば、景気が良ければそれに比例して有効求人倍率がアップするということです。求人数や求職者数の根拠は、ハローワークの求人数と求職者数です。そのデータをもとに厚生労働省が算出しているものが有効求人倍率です。

「有効」の意味

ところで有効の意味ってどういうこと?と思うかもしれませんね。
ここでいう有効とは、ハローワークにおける求人数や求職者数が有効期間内にあるという意味での有効です。有効期間が設けられることによって数値の鮮度が保たれれば、最新の状況を根拠に就職・転職活動ができますよね。この有効期間は2ヶ月間と決まっています。翌々月の末日までの求人数と求職者数を使って有効求人倍率を算出しているんです。この数値を見れば、求人を出している企業と仕事を探している人の動きがわかります。

有効求人倍率で注意したいこと

有効求人倍率の数値は国がデータを把握できるハローワークのみが根拠なので、それ以外の求人数や求職者数は関係ないんです。就職・転職系のサイト情報やフリーペーパーなどで公開されている求人情報は、有効求人倍率の算出に一切関係ないということは理解しておく必要があります。このことからわかるのは、有効求人倍率イコール就職・転職事情の実態ではないということです。就職や転職のしやすさを知ることができる数値に変わりはないとしても、全体像を正しく知ることができる数値ではないんですね。しかも、有効求人倍率の算出に使われる求人は、パートやアルバイトなど正社員以外の求人も含まれているんです。そうなると、就職もしくは転職を考えている人にとっても非正規雇用の求人を探している人にとっても正確な数値とはいえませんよね。有効求人倍率は景気の動向の指標のごとく扱われることも多いですが、日本の就職・転職事情をそのまま表しているわけではないのです。

有効求人倍率とは

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